2022年03月17日
生きのびた
都会に限らず、人里では、野草の生息する場所が減っていく運命です。
道向かいの工事現場が空き地だったころ、そこにはノゲイトウがいっぱい生えていました。
たぶんこの地域がもともとこの植物が多く分布していたんでしょう。
那覇市内ではなかなか見かけないこの植物です。
いつもそこを通るたびに、それがあちこちに生えていた離島での生活を思い出していました。
いつしか、そこにバリケードが貼られ、たて看板が建てられました。
「ああ、工事が始まるのか」
残念な気持ちでした。 しかし誰かが所有している土地。仕方がありません。
工事が始まり 建物が建ち始めたころ久しぶりにそこを通るとき
ふと、道をへだてた向かいのアパートのピロティと隣の家の塀の間に
それが生えているのを発見しました。
生き残ったか~!
うれしさのあまり
わざわざ車を停めて、写真を撮りましたよ。
このアパートの大家さんが気づきませんように。
Posted by 草次郎 at 21:26│Comments(0)
│草